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1−3 行政情報化推進計画の推進体制の整備・活動状況

 

行政情報化推進計画の推進に当たっては、省庁間の連携と協力が必要不可欠である。このため、平成7年4月に、各省庁の連携と協力の下に計画の的確な推進を図るため、行政情報システム基本問題専門部会等4専門部会を設置するとともに、それぞれの専門部会の下に実務担当者による分科会等を設置し、計画推進のための具体的事項の実施に当たっての検討を進めている。なお、各専門部会等の開催実績は、以下のとおりとなっている。

・行政情報システム基本問題専門部会(平成7年度5回開催)

・共通システム専門部会(平成7年度6回開催)

・行政情報システム高度化専門部会(平成7年度6回開催)

・コンピュータ調達専門部会(平成7年度2回開催)

・フォローアップ分科会、共通システム第1〜5分科会、行政情報システム高度化研究会、行政情報システム高度化第1〜2分科会、コンピュータ調達小部会(平成7年度延べ56回開催)

 

1−4 情報システム関係予算の状況

 

(1)平成7年度情報システム関係予算の状況

各省庁における平成7年度の情報システム関係予算額は、当初8,249億06百万円となっており、平成6年度の同予算額7,584億65百万円に対し、8.8%の増となっている。

これを会計別でみると、一般会計では、1,843億38百万円(対前年度比13.2%の増)、特別会計では、6,405億68百万円(対前年度比7.5%の増)となっている。

また、平成7年度には1次及び2次の補正予算により、情報システムに対する追加予算措置が行われた。この2次にわたる補正により、23省庁で総額1,087億01百万円が情報システムに充当された。

会計別内訳は、一般会計が679億67百万円、特別会計が407億34百万円であり、事項別内訳では、LANの敷設や建物整備等の庁舎のインテリジェント化に係るものが17省庁253億83百万円、通信ネットワーク施設・設備の整備・拡充に係るものが12省庁586億81百万円、パソコン等OA機器の整備やコンピュータシステムの導入・更新、ソフトウェアの開発等情報処理システムの整備・拡充に係るものが21省庁246億37百万円となった。

 

 

 

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